得意淡然 失意泰然

生きて生きて生きて生きて生きる

2021-01-01から1年間の記事一覧

世界を変える

1970年代、ニューヨークのブロンクスの貧困地域で育った大勢の子供たちが、新しい文化を作り出しました。それがヒップポップです。たったひと世代で、彼らは貧困や人種差別を克服し、音楽業界からの大反発を乗り越えて、世界でもっとも人気のある音楽ジャン…

死への恐怖

ギリシャの哲学者エピクロスは死への恐怖は克服可能だと言っています。死の恐怖は自然な感情だが理性的なものではないと彼は主張します。「私達にとって死は何ものでもない、なぜなら生きている間は死は私達のところに無いし死が訪れた時には私達はいないか…

虚無

人が生きていくうえで最もやりきれなく、そして始末に負えないことは、その生が本来は無意味なものだということに皆どこかで気づいているということです。物心がついた頃から既に気づき始めて、さらに大人になって、その影をはっきりと意識してするようにな…

言い訳

言い訳とは、自分の怠惰な心を擁護する言葉。 言い訳とは、自己成長を妨げる言葉。 言い訳とは、「できない」「やりたくない」ということを正当化する理由を探すこと。 言い訳は、「やろう」という気持ちが希薄だからこそ生まれる。言い訳を考えるにも、思考…

毎日同じこと

人は「また次がある」と思うと、今この瞬間のことに手を抜いたり、適当に妥協したりしてしまいがちです。例えば飲食店でも「今日の料理の出来はイマイチだった。でも明日も営業するから、まあいいか」は店側の理屈(勝手な言い分)。その日のお客さまは、そ…

自己欺瞞

自分を偽る状態を哲学の世界では「自己欺瞞」と呼ぶ。自己欺瞞に陥ると自分を正当化するために必要以上に他人を悪く考えるようになる。 人は一度自分の感情に背くと周りの世界を自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。人は人間である以上、他の…

幸福

心配や苦しみはない方がいいに決まっている。心配や苦しみのない人が存在し、そういう人が幸せなんだと決めてかかっているためにその人に比べて自分は不幸だと思うことになってしまう。しかし、そのような苦しみや心配のない人などまずはいないだろうし、も…

昔はよかった

3000年前に書かれたバビロニアの粘土板にも「今日の若者は根本から退廃している」、「以前の若者ように立ち直ることはもはや望むべくもない」と書いてあるそうです。いつの時代でも「昔はよかった」は万国共通の流行り言葉のようです。でも、もしいつも昔は…

よいこと悪いこと

「ふたつよいことさてないものよ」とは、ひとつよいことがあるとひとつ悪いことがあるなどよいことづくめのことなどなかなかないということです。抜擢されたときは同僚の妬みを買うなどいいことづくめにならないよう世の中の仕組みがそうなっているかのよう…

掃除

オフィスや店舗などをきれいにしておくことはお客さまサービス上も大変大事なことですが、掃除の効能はお客さまのためというよりも自分のためと考える方が正解なのかもしれません。掃除をし身の回りをきれいにしておくことで職場やチームの雰囲気もよくなり…

潜在意識

「モチベーションを高く持て」とよく言われますが、そう言われたからといって 「はいわかりました」とモチベーションが高くなるというものではないですよね。 そのことをよく理解するためにはモチベーションの源泉を辿る必要があります。モチベーションが高…

時間

(とある哲学者の語り②) 現代人は客観的時間すなわち時刻のことを人生だと取り違えている。 そうして何日までに何をする、何年後までに何をする。時刻を先取ることで人生を生きている。人生とはすなわち予定なのである。予定をたてたのは自分でしかないのに…

アンチエイジング

(とある哲学者の語り) いつまでも若くいたい!とアンチエイジング願望が世の全体に広まっていますね。 「アンチエイジング」とは読んで字のごとく「抗加齢」、「抗老化」、すなわち老いることに抗うことです。老いるということは抗われるべき、忌むべき事…

悩みの治療法

歴史上の偉人たちは忙しい状態に身を置くという単純なことで不安を拭い去ってきたようです。 考えてみれば、どんなに優秀な頭脳の持ち主でも、人間は一度に1つのことしか思考できません。これと同じことが感情についても当てはまります。一方でウキウキした…

生きる意味

誰でも一定の期間、仕事を続けていると壁にぶつかってしまいどうしていいかわからなくなったり、慣性の法則に身を任せてしまい方向性を失いかけたり、 毎日同じようなことの繰り返しに「こんなことに意味があるのか?」などと悩んでみたりすることはありうる…

何のために働くのか

仕事に関する古い約束事の中核をなすのは「お金を稼ぐために働く」という考え方だと思います。しかし未来に向けては、この前提を問い直すことが必要です。お金があれば幸せが増すのではないか、と考える人は多いかもしれません。実際、「私が働くのは給料を…

失敗

常に最大限の努力をして能力を発揮し、適切に行動し、一定の成果を収めなければならず、それができないと責められ周りから認めてもらえない、なんてことは、生きていく権利を認めないことと同義です。人間は完全ではありませんので、過ちを犯しますし、その…

自己コントロール

読まれた方も多いと思いますが、ジェームズアレンの『原因と結果の法則』 のエッセンスの一部をご紹介したいと思います。今から100年以上前に書かれた本ということも驚きのひとつなのですが、「私たちは自分が望むものではなく、現在の自分と同じものを引き…

生きている実感

今から100年前の1900年時点の平均寿命は約40歳。人生は40年でした。 したがって中高生くらいの年なら親がいなくても当然で、だから無我夢中で稼いだり、食べたり、生きることに必死でいられたのでしょう。その後の医学の進歩で人生は80年時代となり100年で寿…

挫折

彼は7歳のとき家族が自宅と農場から強制的に退去させられ、家計を支えるために働かなければならなくなった。 9歳のとき母親が死んだ。 22歳のとき勤務先の会社が破産し失業した。 23歳とのき州議会議員に立候補したが落選した。 24歳のとき友人と起業するに…

Yes is more

私の好きな言葉。 「Yes is more」 デンマークの著名な建築家であるビャルケ・インゲルスのスローガンなのですが、意味するところは単にひとつの条件や要求に対してYesと言うのではなく、複数の対立するような 要求に対しても何とかYesと答えようと努める姿…

人づきあい

文豪ゲーテは弟子のエッカーマンに「自分の性の合わない人とつき合って、うまくやっていけないのなら、教養というものは何のためにあるのかね」と諭している。 他人の内奥は実に測りにくく、うかがいしれない。だからといって人との交わりにあまりに及び腰に…

無私の脳内物質

ヒトは爬虫類等と異なり社会的動物として新たな部位が成長して高度に機能するようになりました。人類は部族単位で協力して暮らす生活に適応できなければ、とっくの昔に絶滅していたでしょう。ワニやサメのような分厚い皮膚や鋭い牙など持たないヒトは外部か…

パッション

経済学者ラリースミス氏のTEDスクリプトを紹介します。これからの人に読んで欲しいと思いますのと、これまでの自省にもよいかと。 [そこそこいい仕事なんてものはない] 現代は、よい仕事(good jobs)は、消えつつあります。素晴らしい仕事(great jobs and gre…

主体性

「選択の自由」、この人間の独特な性質を発見することにより、効果的な人生を営む最も基礎的な習慣を身につけることが可能とフランクル氏はいう。いいかえると 「主体性を発揮する」習慣である。 主体性とは、よく聞く言葉だが、定義があいまいになっている…

ダイバーシティー

「働き方改革」がなかなか進まないのは、これまで信じて疑わなかった 「当たり前の働き方」が邪魔をしてブレーキをかけているからではないでしょうか。 企業はどちらかと言えば定年間近で労働期間のリミットがみえた人材より長く働ける若年層を選ぼうとして…

働き方

仕事に関する古い約束事の中核をなすのは「お金を稼ぐために働く」という考え方だったと思います。しかし未来に向けては、この前提を問い直すことが必要ではないでしょうか。 お金があれば幸せが増すのではないか、と考える人は多いかもしれません。実際、「…

マインドフルネス

マインドフルネスの提唱者であるベトナム人僧侶ティク・ナット・ハンは、 マインドフルネスを「今、この瞬間」に対し気づき目覚めている力、すなわち 日常生活のあらゆる瞬間において人生に深くかかわる絶え間ない実践だと説明しています。何のことやらとい…

アンガー・マネジメント

「怒り」を適切にコントロールするにはまず「怒りは自分が生み出した感情」ということを認識するところから始めてはいかがかと思います。外的な要因のせいで怒りが 生み出されると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、そう思っているうちはアンガーマネジ…

Time is Life

過去の時間は戻りません。今40歳だとしたら、その40年間は永遠に取り戻す ことはできません。「TIME IS MONEY」というが、失ったお金は稼げばいくらでも取り戻せるが、失った時間は取り戻すことができません。真実は、「TIME IS LIFE(命)」だと思います。…