得意淡然 失意泰然

生きて生きて生きて生きて生きる

失敗

常に最大限の努力をして能力を発揮し、適切に行動し、一定の成果を収めなければならず、それができないと責められ周りから認めてもらえない、なんてことは、生きていく権利を認めないことと同義です。人間は完全ではありませんので、過ちを犯しますし、その過ちに対して完全に責任を取れることは少ないものです。そのときはとれるだけの責任を取ればいいのです。人間であることによって起こる失敗を過剰に咎めたり、厳罰に処したりすると誰も上手くできるかどうかわからないことに挑戦などできなくなってしまいます。過ちや失敗はあり得るものですので、そのときは責めるのではなくきちんと理解し、繰り返さないようにするにはどうしたらよいか学ぶことこそが大切なのです。ビジネスの世界では「失敗しないということは挑戦してないということ」とか「できるだけ速くたくさん失敗せよ」などとりわけ挑戦を奨励する言葉が数多く聞かれます。過ちも失敗も前向きに考え、自身の成長の機会としてとらえればいいだけなのです。

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