得意淡然 失意泰然

生きて生きて生きて生きて生きる

潜在意識

「モチベーションを高く持て」とよく言われますが、そう言われたからといって 「はいわかりました」とモチベーションが高くなるというものではないですよね。 そのことをよく理解するためにはモチベーションの源泉を辿る必要があります。モチベーションが高いということはその人のベースに「信念」のような固い意識が必要といわれます。そしてその「信念」は自分の「意欲」で育てることが可能です。 強い意欲を持ち続けることが信念をより確固としたものとし、その結果モチベーションが高まるというフローでしょうか。

心の作用が恐ろしいという例で「人は自分の心の中で繰り返してきた言葉を最終的には信じるようになる」ということがあります。ここで注意しなければならないのは 潜在意識は肯定的思考と否定的な思考を区別することができないということです。 不幸と幸福は実態のないものであり人の心の中にのみ存在するものですからつまり それは主観的なものでしかないと結論づけることができます。コントロール次第で引き出された潜在意識は皆さんを幸福にすることもできますし不幸のどん底に陥れることもできるということです。

最後に「成功哲学の元祖」ナポレオンヒルのプログラムで紹介されている詩をご紹介します。これもみなさんの潜在意識に何かしら働きかけることになるでしょうが、その結果はもちろん人それぞれです。

『負けると思ったらあなたは負ける

 負けてなるものかと思えば負けない  

    勝ちたいと思っても、

    勝てないのではないかなと思ってしまったら、  あなたは勝てない  

    負けるのじゃないかな、と思ったらあなたは

    もう負けている  

    というのも、成功は人の考えから始まるからだ

  すべてはあなたの心の状態で決まるのだ  

     自信がなければあなたは負ける

     上に登りつめるには高揚した精神が必要だ  

     何かに勝つためには自信が必要だ

     人生の戦いに勝つのは必ずしも最も強くて、

     最もすばしっこい人ではない  

     最終的に勝利を収めるのは、

     ”私はできる”と思っている人なのだ 』

果してそれだけの自信があるかなぁと思う方もいらっしゃるかと思いますが、「自信」は 第三者が客観的に数値化・評価できるものではないのでまあまあ”勘違い” や”思い込み”(いい意味の)の要素も強いと思ってます。

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