リーダーシップのスタイル
リーダーシップのスタイルは人それぞれ、固有の特徴があってよいのです。有能なリーダーの中には物静かで控えめな人もいれば、陽気で口数の多い人もいます。とにかく活発な人もいれば、慎重な人もいます。カリスマな人もいれば、そうでない人もいますが、注意しなければいけないのは、リーダーシップとカリスマ性を混同してはいけないということです。両者は別物であり、極めて優秀なリーダーでもカリスマでない人もいます。優秀なリーダーにとって必ずしもカリスマ性は必須条件ではないのです。物憂げで思慮深いエイブラハム・リンカーン、厳格で粘り強いマーガレット・サッチャー、情熱的で雄弁なマーティン・ルーサー・キングなど史上に残るリーダーを振り返るとそのスタイルは多様です。でも誰もが有能なリーダーでした。自分らしい、自分ならではのリーダーシップを身につければよいのです。